東大前殺傷事件についてわたしが思うことを書いていきます。
こんにちは三代目ナポリタンです。
今回、「東大前殺傷事件」について筆者の思うことを書いていきます。
2022年1月15日、東京大学正門付近にて17歳男子高校生が無差別に通行人を切りつけた事件が起きました。
現行犯逮捕された高校2年生の男子生徒は、「大学入学共通テスト」の会場になっていた東京大学の最寄り駅を出て
すぐ目の前にいた男性を刺しました。そしてその後、次々と受験生の男女2人を刺したということです。
事件を起こした生徒はまだ高校2年生なんですよね。
東大医学部を目指していて、成績が落ちたことに悩んで犯行に及んだとのこと。
う〜〜ん、学校の成績が伸び悩んでいるのはわからないことでもないんですよね。
多くの人が志望した大学に入りたいと思って勉強を頑張っているんですが、なかなか成績が伸びないと不安になるものです。
だからと言って、人のせいにして知らぬ人を刃物で切りつけるようなことはあってはならないのです。
スポンサードサーチ
学歴社会が生み出す闇
今回の事件も学歴社会が生み出した結果なのかなと考えました。
加害者の生徒は医師になりたいという夢を持ち東大に入るために勉強をがんばっていたそうです。
東大理Ⅲに入って医学部へ進むことを夢みていたとのこと。
筆者の意見として、学歴がすべてではないということを言いたいです。
入りたい会社、なりたい職業につくために偏差値の高い大学へ入ることが近道にはなると思います。
が、しかし、大学受験に失敗したからといって人生が終わるわけではないんです。
医学部は東大だけではありません。他の大学にも医学部があります。
最高学府である東大に入ることで、ステータスを得られるかもしれませんが、ただそれだけなんですよ。
もちろんレベルの高い授業を受けれるとは思います。ですが、それだけです。
もう一度いいますが、志望校に受からなかったからといって人生終了ではありません。
医者になりたければ、他の大学を片っ端から受験すればいいんです。
どこでもいいとは限りませんが、自分に合った大学が見つかるかもしれません。
日本もまだまだ学歴至上主義なところがあるため、偏差値の高い大学へ入ったほうがメリットは大きいです。
言いたいのが、志望校に入れなかったからといってなりたい職業に就けないということにはなりません。
しかもまだ高校2年生なので、諦めるのには早すぎます。受験まであと1年ぐらいあるのに、諦めて自暴自棄になってしまうのは
人生もったいなさすぎますね。
行き詰まったときはテクニックを変えてみる
最近の受験生は成績が上がらないからといって、根性で乗り切ろうとする風潮があります。
それではダメなんです。
ですが、的外れな努力では成績は上がりません。上がらないのなら根性よりもやり方を変えたほうがいいという発想を持ってください。
今は本やネットで受験テクニックの情報がたくさん出ているので、地頭が悪いと嘆く前に別の方法を試してみて欲しいんです。
スポーツなどでは根性論では勝てないことがわかり、科学的なアプロローチをするようになりました。
ですが、受験の分野ではいまだに根性論の考え方が根付いています。
つまり、根性論が浸透している限り、精神的に音を上げてしまう学生は後を絶たないのです。
適度な息抜きで、ストレス解消が大事
成績が伸び悩んでいると、ストレスが溜まります。そして、メンタル面で不調をきたします。
だからこそ、息抜きが必要だと考えます。
勉強に集中しすぎて疲れますから、自分の好きなことをしてみたりしてストレス解消をしてください。
上記で言ったように、根性論で乗り切ろうという風潮がいまだにあるため、ストレスをどこかに逃してあげないとバタンキューしてしまいます。5~10分仮眠を取ってみるとか、漫画を読んでみるなど自分の好きなことをして休むのが大事。
事件を起こした少年も勉強ばかりで全然心が休まっていなかったと考えます。
そうして受験の不安を募らせていき、爆発してしまったのかなって思います。
思うように成績が上がらなくても、くじけない心を鍛える必要があるんです。
プロサッカー選手の長谷部誠著書「心を整える」を読んでいただきたいです。
心は鍛えるものではなく、整えるものだということ。これがサッカー選手を長く続けてこれた秘訣。
どんな人でも「心を整える」ことは可能。もちろん、受験を控えた高校生でもできます。
試しにこの本を読んでみてください。少しでもあなたの心の隙間を埋めてくれます。
スポンサードサーチ
浪人してでも行く気はなかったのか
加害者の生徒は浪人してでも行きたいとは考えていなかったのだろうか。
家庭の事情で浪人ができない可能性もあるし、詳しい事情はわかりませんが。
まだ高校2年生で志望校に行けないという判断は時期尚早だと思います。
あと1年で急激に成績を伸ばすのは至難の技ではないのですが、でも諦めずに続けることが大事だと考えます。
結果がどうであれ、目標に向かって努力しつづけることが大事。
奨学金という手段もあるので、諦めないで欲しいんです。
今後、加害者の男子生徒がどのような処罰を下されるのかわかりませんが、あまり明るい未来ではないのかなって予想します。
これは筆者の予測でしかないのですが、未成年のため氏名や顔が出ていないので、これからの人生に悪影響は少ないかもしれません。。
しかし、大学に入れたとしても就職できるかは微妙ですよ。さすがに医学部に入れて医師国家試験に受かったとしても医者になれるのでしょうか。
というより倫理的にアウトな気がします。他人に危害を加えた人に医師になる資格はないと思います。
人の病気を治すのが医師の使命であるのに、人を殺そうとしたことがある人に医師になる資格なんてあるわけないのです。
なので、思うような人生を歩めない可能性もあるのかなって。。
日本社会では、一回フェードアウトすると元のレールに戻ることが難しいんです。
社会がよしとしない風潮が根強くあるのが現実。そのため、加害者が罪を償っても自由に生活できるのかが問題。
端からみたら、犯罪を犯した人がのうのうと社会生活を送れるなんて虫のいい話。
ただ、まだ17歳ですから。これからの人生長いですのでがんばってほしいですね。
まとめ
今回、「東大前殺傷事件」について解説しました。
最近、京王線や小田急線での殺傷事件などが頻発していますが、
格差社会がもたらすした社会のひずみなのかもしれません。
ストレスをどこに発散していけばいいのか分からない人が多すぎます。
適度な息抜きとストレス発散をしてください。
現場からは以上になります。
↓合わせてお読みください
関連記事:【会社員の方へ】会社に依存しない生き方は、生きやすい人生なのか?【結論、生きやすいです。】
関連記事:【会社員の方へ】会社という場所でしか仕事ができないと思いこんでいるのはかなりリスキーなお話。