雑談力をトレーニングする7つの方法【ストレスなく会話ができ盛り上がります】
「雑談力をあげたい」
「会話が苦手で盛り上がれないので、トレーニング方法を知りたい」
「年上の人との会話が苦手でいつも沈黙しちゃう」
こんにちは三代目ナポリタンです。
今回、こんなお悩みにお答えします。
仕事で上司や同僚と雑談をする機会が多いと思いますが、なかなか会話が盛り上がらないと悩んでいる人へ「雑談力」をあげるトレーニングをお教えします。
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陽キャになる必要はない。単に慣れればイイだけ
「素敵なお洋服ですね」「いえいえ、そんな。。。。」
「ご活躍ですね」「あ、いや、それほどでも」
このようについ謙遜した受け答えをしてしまうのは、NGです。
なぜなら、そこで会話が終わってしまうから。
そもそも、褒めた側は軽い社交辞令で褒めただけ。
それなのに、いちいち「いやいや」と否定されたり、「そんなそんな」と謙遜されたり、「あなたのほうがご活躍ですよ」と切り返されたりすると、とてもめんどう。
正解は、素直に「ありがとうございます!」とお礼を言うことです。
仮に社交辞令だったとしても、お礼を言われて悪い気持ちになる人はいません。
慣れてきたら、「お礼+ひと言」で会話を広げてみてください。
たとえば、「ありがとうございます!」 + 「今日のブラウスはお気に入りで、色違いで3枚持ってるんです」と返せば、こちらの照れる気持ちも薄れますし、あちらとしても「どこで買ったんですか?」と、さらに会話のきっかけが生まれる、というわけです。
「単語そのままリピート」は「オウム返し」よりも簡単
目指すべきは、潤滑油として場を和ませるスタイル。
自ら表に出て、バンバンしゃべるのではない潤滑油タイプであれば、自分に合ったペースで雑談に参加しつつ、話を盛り上げることができるでしょう。
では、そんな潤滑油キャラを目指すには、具体的にどういうコツがあるのでしょうか?
相手の言うことをそのままくり返す「オウム返し」は会話術としてよく知られていますが、そのさらにシンプルなバージョン、「聞いた単語をそのまま繰り返す」は、取り入れやすいテクニックです。
「最近、ケーキがおいしいお店を見つけたの」
「ケーキね!」
「表参道にあるお店なんだけどね」
「表参道!」
「フレッシュなチーズがたっぷりで」
「チーズか〜」
いかがでしょう?
もはや、オウム返しすらしていないのがわかりますよね(笑)
それでも、相手は悪い気がしない。
相手の言葉を何かしらピックアップして繰り返せば、
相手は「この人は自分の話に興味をもってくれているんだな」と受け止め、話をしやすくなるのです。
この「単語そのままリピート」というコツ。人によっては、あいづちやリアクションよりやりやすいかもしれません。 夫婦間や家庭内の会話でもおすすめです。
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「教えてください」がビジネス雑談のベストバランス
ビジネスの雑談においては、背伸びをして対等に話すのではなく、シンプルに「相手からものを教わる」というスタンスこそが、正解となります。
上司・取引先のほうも、どういうスタンスで雑談したらいいかわからないでいます。だから、お互い会話がぎこちなくなる。
ですから、ここは率先して、「先生と生徒ロールプレイ」を始めましょう。
たとえば、「最近ちょっと悩んでいることがあるんですけど」と、少しだけ自己開示をして、身の上相談をする。
そうすれば、「相手が上、こっちが下」という関係はそのままに、仕事のような、プライベートのような、絶妙なバランスの会話ができます。
あちらも「そういうことなら」と落ち着きを取り戻し、いろいろ教えてくれることでしょう。これこそが、ビジネスの雑談におけるベストバランスなのです。
これさえあれば、たとえガンダムの名ゼリフについて語られようが、欧州のマーケット事情について論じられようが。まったくあわてる必要はありません。
「門外漢ですみません」「無知で恐縮です」と言いながら。レクチャーしてもらえば、あっちは気分がいいし、こちらの知識も増えて一石二鳥。
すべての話題を串刺しにする視点を持つ
こういう自分なりの「視点」をひとつ持っておけば、どんなジャンルでも興味を持って人の話を聞くことができるし、自分なりのコメントを言うことができる。
いわば「広くて深い」雑談ができるのです。
たとえば相手が「犬を飼っていて、ドッグランによく行く」という話を始めたとします。 このとき、犬を飼ってなくても、犬に関心がなくても、「視点」さえあれば大丈夫。
「流通」という視点を持っている人は、「ドッグランって、どういう場所にあるんですか?人が通いやすくなくちゃいけないし、広さも確保しなくちゃいけないし」と関心を持つことができます。
「人間関係」という視点を持っている僕は、「どういう人が集まるんですか?飼い主同士で交流があったり?」と興味を持てる、というわけです。
もちろん、こういう切り口は一朝一夕にできるものではありません。
まずは自分が関心があるものを書き出して、それらにはどういう共通点があるのかを考えてみるといいかもしれません。
そうした視点は、人と話す上で、一生モノの武器になります。
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タクシーで一緒になったときの会話が1番話題が豊富
実はタクシーの中には、その場所ならではのトークテーマが転がっています。
それは「車窓から見える街並み」これこそ、会議室や飲み屋にはない。タクシーならではのチャンスです。これを使わない手はありません。
「車、混んでますね」
「ここの道、ずっと工事してますね」
「あれ、あの店なくなってる。ずいぶん街の雰囲気が変わりましたね」
なんでも構いません。目についたものを片っぱしから口にすればいいのです。
この技術を「ビデオトーク」と言います。
上司はそれをきっかけに日本の景気の話を始めるかもしれませんし、過去の思い出話を始めるかもしれません。
相手が話し始めたら、「なるほど」「そうですか」と、あいづちを打ちます。浅い内容でも、ここはOK。そして、話が途切れたまた。
「うわ、大きな看板」
「あのベンツ、ずいぶん年季入ってますね」
などと、再び、見たものをそのまま話題にすればいいのです。ですから、タクシーの中はむしろ、話題の宝庫と言えます。
風景について話していれば、プライバシーにも踏み込まれない
このように、目にしたものを口にすることの効能には「話題に困らない」以外にもうひとつ、「突っ込んだ質問をされづらい」という点があります。
実は上司は上司なりに、部下に対して気を遣っています。
「どこに住んでいるの?」「趣味はに何をしているの?」などと
あなたを質問攻めにしたとしても、それはプライベートを詮索しようと思っているわけではなく、和やかに雑談をしたがための苦肉の策なのです。
とはいえ、ただでさえ疲れているところに、根掘り葉掘り質問されるとグッタリしますよね。であれば、目についたものの話題を次々に振って、上司に好きなように話してもらう。
そうすれば、あたりさわりなく、平和なまま帰路につけるのです。
「タクシーでは、目に映る風景がそのまま話題になる」
「自然な流れ」にこだわらなければ、雑談は超簡単
雑談をしていて、いい加減この話を切り上げて本題に入りたい、と思ったとき、どうすればいいでしょうか?
「ところで」とさりげなく話題を変えようと思っても、すぐに戻ってしまう。
「そろそろ」と促しても、切り上げない・・・・
とくに、相手が上司や取引先など、目上の人だったりすると、話題変更が難しいことも多いでしょう。
こういうとき役立つのは、「話は変わりますけど・・・」と、そのままズバリの目的を言ってしまうことです。
同じように、「全然違う話をしてもいいですか?」「これまでの流れを切っちゃって申し訳ないんですが」なども、有効。とにかく、「これからこういう話をしたい」という目的を、ストレートに伝えてしまうのが正解。
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ときには黙ってうなずくのも雑談力
雑談が苦手な人がついやってしまうのが、「沈黙に耐えられず、とにかく反応」という行為。
気まずくなるのが怖いあまり、すべてのキーワードに反応し、質問を投げかける必要はありません。何も言わずに、ふむふむとうなずきながら話を聞くことも立派なリアクションのひとつ。
深呼吸して、ゆったりした態度で臨めば、その落ち着きが相手にも伝わり、居心地のよさを印象づけることができます。
「会話のラリーは、息切れしないスピードで行う」
まとめ
いかがでしたか?
今回は雑談力をあげる7つの方法を解説しました。
どんな場面でもこの方法を使えばストレスなく会話を盛り上げて、雑談力をあげてくれるでしょう。