レンタルサーバーを選ぶ5つのポイント【回線の速度が重要】
「ブログを書くのにレンタルサーバーを借りたいんだけど、会社によってなにが違うの?」
「レンタルサーバーの選ぶときのポイントはなんですか?」
こんにちは三代目ナポリタンです。
今回、こんなお悩みにお答えします。
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レンタルサーバーとは
民間の会社より月額500円〜2000円と低価格で借りることができるサーバー。
自身のWEBサイトをインターネット上にのせないと誰にもみてもらえません。そのためにサーバーをレンタルします。自分で立てている人もいますが、知識と資金も必要になり大半の人はレンタルで運営しています。
種類とメリット・デメリット
共用サーバー | VPS | 専用サーバー マネージド | 専用サーバー ルートフリー | |
サーバースペック | 低い | 高い | 高い | 高い |
拡張性・カスタマイズの自由度 | 低い | 高い | 普通 | 高い |
ユーザーに必要な知識度 | 初心者 | 中級者以上 | 初心者以上 | 中級者以上 |
運用・管理 | サーバー会社任せ | 専門知識が必要 | サーバー会社任せ | 専門知識が必要 |
その他 | ほかのユーザーの 影響を受けやすい | ほかのユーザーの 影響を受けにくい | ほかのユーザーの 影響はいっさい受けない | ほかのユーザーの 影響はいっさい受けない |
503エラーの出やすさ | 出やすい | 出にくい | 出にくい | 出にくい |
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それぞれのサーバーの特徴
共用サーバー
もっとも手軽に借りられるサーバー。シェアハウスの1部屋を借りるイメージ。通信量制限・容量60GBまでとオーナーから制約があります。月額500円〜2000円と安く借りられる。
専用サーバー(マネージド)
共用サーバーの次に借りやすいサーバー。専用の担当者がつき、容量や通信量などを自由に決められます。担当者にサポートをしてもらえるので、安心です。自由にカスタマイズが可能。担当者の許可が必要。
サーバーの規模はレンタル会社によって違います。サーバーにあまり詳しくない人でも、スペックを求める方はこのプランがおすすめです。
専用サーバー(ルートフリー)
サーバーの運用・構築に関する知識のある人が借りる専用サーバー。
自由に使うことができますが、担当者がつかない分、安く借りられます。
カスタマイズが自由にできますが、不正アクセスされたなどのトラブル対応はすべて自分でする必要があります。
ちなみにサーバーの規模は、レンタル会社によって違います。
VPS
サーバーの運用・構築に関する知識のある人が借りるサーバー。専用サーバーよりも安く借りられる。物理サーバー上に複数サーバーが搭載されていて、ユーザーごとにOS、CPU、HDD、メモリが割り当てられています。
1つのOSが1ユーザーに割り当てられているためソフトウェアなどの運用を自由にできるのが特徴。
クラウド(cloud)
サーバーの運用・構築に関する知識のある人が借りるサーバー。自由には使えますが、VPSに比べて料金は高めになっています。
AWS(Amazon Web Service)などが有名です。
サーバー会社を比較する際の3つのチェックポイント
ネットワーク回線の強さを必ずチェック
サーバー各社で最も異なるポイントの1つが「ネットワーク回線」です。PV数(ページビュー)が多かったり、同時アクセスが多いサイトを運用するならば、回線周りのバックボーンとオプションの確認はゼッタイに必要です。
「ネットワーク回線」を測るキーワード
・「回線速度」
転送量については、サーバー会社やプランによって「上限値」が設けられている可能性があります。また、回線速度については、専用回線のオプションや、バックボーンがあるかどうかがポイントになります。サーバー会社によっては、サーバーが海外(アメリカ、シンガポールなど)にあることで、「サーバーの応答」が遅いケースがあります。
では、ネットワーク回線の強さが、アクセスにどう影響をあたえるのかを説明しましょう。
たとえば、1ページで「327.97KB」のデータ転送が起こるとします。1Byteは8bit。つまり、「1KB/s = 8Kbps」ですので、この場合、1人のユーザーがページを見ると「約2.5Mbps」の転送量が発生します。つまり、バックボーンが100Mbps共有(ベストエフォート)だった場合、同時に「40アクセス」が来ただけで、回線の容量オーバーとなってしまうのです。この40アクセスという数字はTwitterなどでコンテンツが拡散され、たくさんの人の目に留まった際に、簡単に発生しうる数字です。
そのために、可能な限り「100Mbps」以上の回線の容量の大きな回線につながっているサーバーを選ぶようにしてください。
「サーバースペック」や「スケーラブル」可能かどうかを必ずチェックする
「サーバースペック」
・「CPUクロック数」や「コア数」、「メモリ容量」「RAID」などの総称。共用サーバーのプランでは、1台のサーバーのCPUを複数ユーザーで共有するので、各サーバー会社の公式サイトでは具体的なスペックが公開されていない場合があります。ですので契約前にサーバー会社に確認をしてみてもいいでしょう。
「スケーラブル」
・負荷を平準化する機能のこと。これを備えることにより、同居しているほかのユーザーの影響を受けるデメリットを最小限に抑えられるというわけです。
また、共用サーバーの親サーバーがハイスペックであることが前提ですが、メモリやハードディスクをサーバー契約後に自由に増設できる場合があります。
トラブル時のサポートが充実しているかをチェックする
サーバーのトラブルはいつ何が起こるか、どのように起こるかわかりません。
また、誤ってサイトの情報を削除してしまった、ということもあるかもしれません。そんなとき、「自動バックアップサービス」が提供されていると安心です。サーバーの設定などで迷った際に、サーバー会社にすぐに連絡できる仕組みもあった方がよいでしょう。
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まとめ
今回、いかがでしたか?
レンタルサーバーの選ぶポイントを解説しました。ブログなどを運営する場合、読者のことを考えて「回線の速度」や「サーバーの容量」など最低限のスペックにこだわったほうが、自分自身にもまた見てくれた人にとってもメリットしかないのです。ですので、今回ご説明したポイントをもとに選んでみてください。